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まばたきをするまで

アイドルに恋したバンギャの記録 / twitter: @_m_i_u___

わたしのなかの彼は二十歳そこそこの青年で止まっていた

ネット社会で情報が溢れるいまの時代はすごく便利で
テレビの出演情報、ライブレポ、過去の発言など簡単に知ることができる。
 
それで知ったつもりでいた。
恥ずかしながら。
 
雑誌を買うつもりはなかった。
過去の経験上、買っても読まずに本棚にしまうのは目に見えていたから。
どうしても読みたいと思ったものだけ買おうと思っていた。
 
たまたま立ち寄った本屋でswitch vol.33 no.12を読んだ。
買うつもりもなく。
 

「芝居のうまい人はいくらでもいる。監督や共演者、作品全体のパワーバランスがきれいな形を描くように、自分がアクセントになれたら。そのためにもアイドルでいた方がいいし、いたいと思う」(wikipediaより)

 

と語っている。
約10年前、20代前半の頃。
 
今回のswitchで32歳の彼は

「絶対的な武器はいらないから、二番目に各方面から指名されるような役者になりたい」

 

と目標を語っている。
 
驚いた。
わたしのなかの二宮和也は20代前半の青年でとまっていたらしい。
32歳の彼はかわいいなんて言葉が不釣り合いなくらいかっこいい男になっていた。
 
もちろん長年彼を追いかけてきたファンにしてみたら何の驚きもない当たり前のことなのだろう。
数ヶ月前に急に堕ちて過去の情報をかき集めていたわたしには衝撃だった。
 
いろんな感情が駆け巡った。
アイドルでありたいと語った二宮和也はもういないのかもしれないという寂しさ。
20年芸能界でいろんな仕事をして見つけた答えであり目標なのだという純粋な尊敬の念。
同世代の自分はいまなにをしているのだろうかという虚しさ。
 
かっこいい。
悔しいくらいかっこいい。
自分と比べるのもおかしな話だが、
正直、同世代の社会人として恥ずかくなった。
わたしは自分の仕事をこんなに誇らしく話せないし真剣に向き合っていない。
 
買うつもりのなかったswitchを持ってレジに並んだ。
 
来月発売のswitchはもともと買うつもりでいたが、さらに楽しみになった。
 
もっともっと、彼を知りたい。