まばたきをするまで

アイドルに恋したバンギャの記録 / twitter: @_m_i_u___

まばたきをするまで

ある日突然、彼に転がり落ちた。

心惹かれたなんてかわいいものじゃない。

衝撃だった。

 

人生の半分以上をGLAYと共に過ごしている。

いわゆるバンギャ*1

いまもそれは変わらない。

最愛のひとはいまでもボーカルのTERUだけど、二宮和也も選べないくらい好きな自分に気づいて動揺した。

 

ジャニーズにはまるのは二度目。

一度目はKAT-TUN関ジャニ∞*2

二度目だけど、「これはまずい」と思うくらいはまるのは二宮さんがはじめて。

 

同世代の彼はデビューの頃からもちろん知っている。

存在と名前だけは。

彼がどんなひとでどんな声で歌いどんな仕草で踊るのか、

まったく知らない空白の年月を埋める勢いで彼を知ろうと、過去を掘り下げ、いまを追っている。

 

いつか気持ちが冷める日がくるかもしれない。

だからどこか冷静に見ている自分がいる。

かわいいかっこいいえろい好きってわめき散らしながらも。

 

昔、二宮さんが書いた詩を見つけた。

 

君のすべてを知りたい

だけど何も知らない

だから今までの記憶を消して……

二人でいる時 抱きしめている時

愛してる時の記憶を作らないか

でも嫌だったらすぐにまばたきをして

この時を戻ってこない永遠の過去にして

それまでは 僕を見ててよ

 

二宮さんが当時どんな気持ちで書いた言葉かわからないけど

これを見たとき、心底冷めるまで彼を見続けようと思った。

まばたきをするまで。

それまでの記録。

*1:GLAYほかにLUNASEA、ムックあたりで首を太くしてきた人生

*2:コンサートは脱退後の仁ソロコンに一度、関ジャニ∞は何度か行ったが行くたびに泣いた

#自担大賞2015(あまりにも新規すぎる二宮担の場合

nuuuuuuun.hatenablog.com

たった数ヶ月前に二宮和也に転がり落ちたわたしが「担当」を名乗ってはいけないことくらいわかっている。

が、担当の定義を「好き」の一言に尽きると都合よく解釈します。

さらにどうがんばっても過去には戻れないので、2015年を振り返りたくても8月後半からの記憶しかない。本当に悔しい。

だけど!だけど!!わたしだって愛を叫びたい!

 

大賞

Mステ(心の空、摩訶不思議)

心の空のイントロはじまってすぐのしゃがむところからもう好きですかっこいい。

あとはなんと言ってもバック転。

腰?いいから黙って見とけと見せつけられた感じ。かっこいい。

踊る二宮さん大好きかっこいい。

 

CM部門

(.゚ー゚)これ、にのちゃん。(キリン一番搾り

FNS歌謡祭、エイトのあとでただでさえテンションあがってるところにぶっこんできたかわいすぎる嵐。

ちょっとまってにのあいが!にのあいが溢れてる!かわいい!かわいい!!

そこに、とどめのこのひとこと。

え、まっていまこのこにのちゃんって言った?自分のこと。

32歳の男が自分のことにのちゃんって言った?

どこからどこまでが台本?

おねがいだからメイキングをください。

ありがとう、2015。

(.゚ー゚)ナムルうまいよー。と一緒に着声配信してください。買います。

 

母さん、元気にしとった?(母と暮らせばラジオCM)

仕事場のラジオからCMが流れるたびに活動停止して涙目になる。

もう、ずっと聞いていたい優しい声。

はやくDVDでないかなーヘッドホンで聞きたいなー(上映始まってもいない)

正直二宮さんにはまってなかったら見ることない種類の映画だし、

話題の鼻ツンに嫉妬したけど(痛くて気持ち悪いことくらいわかってる)

いまはフェアリーな母とフェアリーな息子のおしゃべりが楽しみで仕方ない。

絶対泣くからすっぴんで見に行く。

 

バラエティ部門

(*.゚∀゚)にんじん!(嵐にしやがれ

なぜあんなにも声高らかに叫んだのか。何度見てもかわいい。うざかわいい。

やげん軟骨もかわいかった。ぷくぷくおててにかるたの札。ジャスティス。

その後再びにんじんと回答してたけど、にんじん好きなの?

ラップキスに関しては一番の見どころは二宮からするときの腕のまわし方だと思ってる。えろい。

 

ハロウィン仮装(嵐にしやがれ

見どころは、ヘルメット?脱いだせいでおりちゃった前髪。かわいい。

 

(*.゚∀゚)先輩これで飯食ってるんだよ!(VS嵐

グラスホッパーチームの回にて。

 

攻め衣装部門

誰だあいつは(10月)

どんなにかっこよくキメててもTシャツ映ったら台無しになる破壊力。

 

ベイスト部門

お給料はおにぎり二個。(2015.12.6)

わたしがリアルタイムで聞いたなかで一番好きなホラ話。

桐タンスも鏡張りの部屋もおもしろかったけど。

この日はベイストからのフェアリー小百合さんのラジオにゲスト出演だったから二宮和也に聴覚支配される1時間だったわけだけど

ベイストとフェアリーのあまりのふり幅にほんとに同一人物か疑った。好き。

 

ビジュアル部門

Anecan(2016年1月号)305ページ

直近の話すぎるけど。

わたしが転がり落ちたかっこいい二宮和也が、そこにはいた。

買う気なかったのにtwitterでまわってきた画像見て昼休みにコンビニに走った。我ながらちょろい。

ちなみに近くのコンビニは売り切れてて帰りに本屋とコンビニはしごした。必死か。

 

楽曲部門

イン・ザ・ルーム(Japonism)

イントロの二宮パートがやばいとtwitterで話題だったけど、わたしは「首筋の汗 燃えてしまうまで 一瞬の火花を散らし続ける」の部分のほうが好き。

レポによるとソファーで誘うように歌うそうで。

椅子プレイ*1が好きなわたし歓喜。

 

来年は是非作詞作曲お願いします。

 

パフォーマンス部門 

泣きながら笑え(愛を叫べ)

いつも決まったカメラアングル(にのあいのあいだに松潤

ある日気づいた。

これ、相葉さん目線でにのみや見たらちょーかわいいんじゃない…?

笑顔で小首かしげて手をキラキラする二宮和也

絶対かわいいかわいくないわけがない相葉さんになりたい。

 

MUSICを踊る二宮さんが早く見たい早くDVDでてほしい(まだツアー終わってもいない)

 

後悔部門

Mステ(愛を叫べ)

リアタイしたくせに録画していなかった。

あの、素晴らしいにのあいを、もう一度。

 

以上、ド新規二宮担による自担大賞でした。

残りわずかの2015年。

HDD残量と雑誌祭りと闘いながら更なる攻撃に振り回されながら過ごしたいと思います。

 

 

*1:嵐のモノクロ、亀梨ソロの00’00’16

わたしのなかの彼は二十歳そこそこの青年で止まっていた

ネット社会で情報が溢れるいまの時代はすごく便利で
テレビの出演情報、ライブレポ、過去の発言など簡単に知ることができる。
 
それで知ったつもりでいた。
恥ずかしながら。
 
雑誌を買うつもりはなかった。
過去の経験上、買っても読まずに本棚にしまうのは目に見えていたから。
どうしても読みたいと思ったものだけ買おうと思っていた。
 
たまたま立ち寄った本屋でswitch vol.33 no.12を読んだ。
買うつもりもなく。
 

「芝居のうまい人はいくらでもいる。監督や共演者、作品全体のパワーバランスがきれいな形を描くように、自分がアクセントになれたら。そのためにもアイドルでいた方がいいし、いたいと思う」(wikipediaより)

 

と語っている。
約10年前、20代前半の頃。
 
今回のswitchで32歳の彼は

「絶対的な武器はいらないから、二番目に各方面から指名されるような役者になりたい」

 

と目標を語っている。
 
驚いた。
わたしのなかの二宮和也は20代前半の青年でとまっていたらしい。
32歳の彼はかわいいなんて言葉が不釣り合いなくらいかっこいい男になっていた。
 
もちろん長年彼を追いかけてきたファンにしてみたら何の驚きもない当たり前のことなのだろう。
数ヶ月前に急に堕ちて過去の情報をかき集めていたわたしには衝撃だった。
 
いろんな感情が駆け巡った。
アイドルでありたいと語った二宮和也はもういないのかもしれないという寂しさ。
20年芸能界でいろんな仕事をして見つけた答えであり目標なのだという純粋な尊敬の念。
同世代の自分はいまなにをしているのだろうかという虚しさ。
 
かっこいい。
悔しいくらいかっこいい。
自分と比べるのもおかしな話だが、
正直、同世代の社会人として恥ずかくなった。
わたしは自分の仕事をこんなに誇らしく話せないし真剣に向き合っていない。
 
買うつもりのなかったswitchを持ってレジに並んだ。
 
来月発売のswitchはもともと買うつもりでいたが、さらに楽しみになった。
 
もっともっと、彼を知りたい。